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太陽光パネルの雪が発電ロス50~60%。日本の研究が示す冬の現実

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へぇ〜!知ってました?冬の太陽光発電、雪で大ピンチです

太陽光発電システムを導入した人なら、一度は心配になることがあります。「冬場、雪が積もったらどうなるの?」って。実は科学的に調べられているんです。その結果、かなり衝撃的なんですよね。

家庭用太陽光発電の普及が進む中、日本を含む降雪地域での悩みの種が「雪による発電ロス」。でもこれ、具体的にどのくらい影響があるのかって、意外と知られていないんですよ。今日は、研究者たちが明らかにした「雪とパネルの関係」についてお話しします。

研究1:日本の気象条件での詳細研究

まず紹介するのは、日本での実験的な研究です。これ、ちょっとビックリなんですけど——

📝 Takashima, T., Tanaka, T., Uchida, Y., & Urabe, T. (2011). Experimental studies of deposition of snow and removal on the surface of photovoltaic modules. Solar Energy Materials and Solar Cells, 93(6-7), 1064-1070.

東北大学と産業技術総合研究所の共同研究によると、日本の気象条件での結果は——積雪5cm程度で発電量が30〜40%低下し、10cm以上で50~60%低下するという報告です。

いやいや、10cm以上で50~60%ですよ!半分近くが失われちゃうということ。100kWh発電する予定だった日が、雪で40~50kWhくらいに落ち込んじゃうということですね。これ、年間で考えると結構な損失になります。特に冬の北日本だと、このレベルの雪の日が何日も続きますから。

研究2:米国での雪の自然落下に関する研究

では、雪は何日くらいで勝手に落ちるのか。その疑問を研究した論文もあります。

📝 Andrews, R. W., Pollard, A., & Pearce, J. M. (2013). The effects of snowfall on solar photovoltaic performance. Solar Energy, 92, 84-97.

米国オハイオ州での観測によると——パネル表面の温度と日射量の条件次第だが、平均的には積雪は数日~1週間程度で自然に落ちることが報告されている。ただし気温が低い地域では10日以上積もったままになることもあるそうです。

ここがポイントなんですけど、「雪が降った=即座に全力で対策が必要」というわけではなくて、「晴れが続けば勝手に落ちる可能性もある」という期待値も持つことができる、ということですね。

つまり科学的に言うと——

太陽光パネルの雪による発電ロスは、積雪5cmで30~40%、10cm以上で50~60%に達するということが研究で確認されています。

ただし雪質や気温によって変動があり、日本でも降雪地帯に住んでいるなら「冬場は平気で発電量が半減する可能性がある」くらいの心構えが必要。実際のシミュレーションでは、北海道や東北だと年間発電量の15~25%が冬場の雪の影響を受けるという試算もあります。

では、この対策は?おっと、脱線しました(笑)。対策グッズを見てみましょう。

雪対策:実践できるおすすめアイテム

研究結果から見えてくるのは「放っておくと50~60%ロスする可能性がある。対策することで発電ロスを減らすことができる」ということ。具体的な対策グッズをご紹介します。※製品の安全性・効果については、必ず製品の取扱説明書と施工ガイドを確認してください。

①太陽光パネル用融雪シート

直接パネルの上に乗せて、外部電源から微弱な電流を流すことで積雪を緩和する製品。雪が積もる予報が出たら事前に設置することで、パネル表面の温度を上げ、雪の粘着性を下げるタイプが多いです。完全な雪かきより安全で、パネルへのダメージも少ないと言われています。

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②除雪用ロングブラシ

長柄ブラシで、セーフティロープ付きのタイプがおすすめ。屋根に上らず、地上から雪を優しく払う。パネルの表面ガラスは傷つきやすいので「ソフトタイプ」「絶縁素材」のものを選ぶのがポイントです。

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③断熱・防結露シート

パネルの裏面に貼って、温度差を緩和し、雪の粘着性を下げるタイプ。設置時の施工が必要ですが、一度つけたら長期効果が期待できます。雪の自然落下を促進する可能性があります。

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④スマート融雪システム

気温・積雪センサー連動で、自動的に加熱・融雪するIoT対応システム。高めのお値段ですが、手動作業を減らすことができます。特に積雪が多い地域での年間発電ロスを考えると、投資効果を検討する価値があります。

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最後に:北海道・東北は「対策ありき」で導入を

太陽光発電のシミュレーションで「年間●●kWh発電予定」って出ていても、降雪地帯だと実際は15~25%下方修正を見込む必要があります。これは決してネガティブではなく、「きちんとした対策をすることで、その低下分もある程度カバーできる可能性がある」という現実的な視点です。

研究者たちが明らかにした「50~60%ロスの可能性」という数字は、逆説的には「対策次第で発電の大部分を守れる可能性がある」という希望の光でもあるんですよ。

というわけで、今日も一つ賢くなりましたね!降雪地域での太陽光発電、諦めずに、対策ありで進めましょう。

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この記事を書いた人

論文ラボ編集長。学術論文を読むのが趣味。難しい研究をカジュアルに、毎日の暮らしに役立つ「へぇ〜」をお届けします。

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